コンプライアンスの取り組み
当組合におけるコンプライアンス(Compliance)とは、「法と規則を守り、社会的規範の上に立った高い倫理観を持って行動する」ことを言い、当組合の企業理念・行動指針のもと、社会人・企業人として誠実かつ適切に行動することが最も重要な役職員の行動原則としています。役職員一人ひとりがコンプライアンスの概念のもと、自らの行動を律し、その結果として当組合全体が組織としての社会的責任を果たすことを強く求めています。
上記に基づき当組合では「コンプライアンスマニュアル」を作成するとともに、「コンプライアンス規程」を制定し、コンプライアンスに取り組むための組織体制、教育・啓蒙活動、コンプライアンス委員会、スピークアップ制度等の事項を定め、コンプライアンスの諸活動に取り組んでいます。
コンプライアンス規範
当組合のすべての役職員が、社会人・企業人として誠実かつ適切に行動するためのコンプライアンスに関する具体的な規範として以下を定めています。
企業理念・行動指針のもと、法令・社内規則を遵守し、社会人・企業人として誠実かつ適切に行動する。 | |
対等・公正・透明な取引 | すべての取引先と対等・公正・透明な取引を行う。 |
---|---|
知的財産権の保護・尊重 | 知的財産権を含め他人の権利・財産を尊重し、これを侵害しない。 |
インサイダー取引の禁止 | インサイダー取引およびその疑いを持たれるような株式売買は行わない。 |
適時・適切・積極的な情報開示 | 会社経営状況・企業活動全般について正しく理解してもらえるよう、適時・適切・積極的に情報を開示する。 |
不当な差別の禁止 | 性別・年齢・出身地・国籍・人種・民族・信条・宗教・疾病・障害等による差別をしない。 |
ハラスメントの禁止 | いかなる形でもセクシャル・ハラスメント(性的嫌がらせ)、パワーハラスメント(職務上の立場を利用した嫌がらせ)を行わない。 |
会社の名誉・信用・権利・財産の維持 | 会社の名誉・信用・権利・財産を傷つける行為をしない。 |
公私峻別 | 会社の立場と私的な個人の立場を峻別し、当組合の事業活動に私的な問題・利害関係を持ち込まない。 |
環境に配慮した活動 | 環境法令を遵守し、環境に配慮した事業活動に努める。 |
反社会的勢力・団体との関係不保持 | 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体とは一切の関係を持たない。 |
適切な情報管理 | 個人情報・機密情報管理の重要性を認識し、適切な管理を行い、正当な業務活動以外の理由で情報を社外に持ち出さない。 |
コンプライアンス体制
コンプライアンスをより確実に実践していくための体制として「コンプライアンス委員会」を設け、コンプライアンスに関する全社的方針の決定・改訂、コンプライアンス体制の維持・管理、コンプライアンスの推進、関係部署との調整、コンプライアンスの実施状況の確認、情報の共有化並びに再発防止への助言提言、スピーク・アップ制度にて判明した事態について再発防止の推進等を行っております。
スピーク・アップ制度
コンプライアンス上の問題が発生し職制ラインによる報告が困難な事態に備えて、問題に気付いた役職員が直接コンプライアンス委員会等に情報連絡できる「スピーク・アップ制度」を設けております。
本制度では、情報連絡者その他関係者のプライバシー及び情報内容等の秘密は厳守され、情報連絡行為によって連絡者本人に不利益となる処遇がないことが保証されます。受け付けた情報に関して事態処理が必要な場合は、適切に処理されるとともに、処理結果等は、情報連絡者にフィードバックされます。
コンプライアンス教育・啓蒙活動
全ての役職員を対象とするコンプライアンス講習会を随時開催しています。またコンプライアンスを常に意識し、実践できるように「コンプライアンスマニュアル」を作成し、全役職員が常に閲覧できるよう社内イントラネットに掲載しています。